アナリストがソフトライン小売り5社の投資判断引き下げ=米国株個別
アナリストがアパレルなど、いわゆるソフトライン小売りと呼ばれている5社の投資判断を引き下げた。バス&ボディワークス<BBWI>を「中立」、バーリントン<BURL>、フットロッカー<FL>、ロスストア<ROST>、アーバンアウトフィッターズ<URBN>を「売り」に引き下げている。
これらの銘柄の目標株価も少なくとも23%の引き下げが見込まれるという。また、カバレッジしている他の17社についても目標株価を引き下げた。ソフトライン小売りセクターの2023年の1株利益の予想を平均10%引き下げ、現在はコンセンサスよりも約13%低い水準に設定したという。
FRBの利上げが以前に考えられていたよりも大きな影響を及ぼすと考えられ、個人消費は年間を通じて悪化するとの見方をさらに強めたという。ただ、スポーツシューズ、中国、高所得者層へのエクスポージャーが高い企業はアウトパフォームする可能性があると見ているとも述べている。
(NY時間10:42)
バス&ボディワークス<BBWI> 37.26(-0.78 -2.05%)
バーリントン<BURL> 192.04(-9.24 -4.59%)
フットロッカー<FL> 39.60(-0.43 -1.07%)
ロス・ストアーズ<ROST> 100.74(-2.40 -2.33%)
アーバンアウトフィッターズ<URBN> 25.60(-1.17 -4.35%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美