中村超硬が急速人気化、ダイヤモンドワイヤ製造装置の販売代理店契約締結を材料視
中村超硬<6166>がカイ気配スタートとなり、気配値のまま株価水準を切り上げている。超硬合金加工を手掛け、足もとの業績は低迷しているもののダイヤモンドワイヤ製造装置に注力し挽回を図っている。そうしたなか、29日取引終了後に貿易商社の興和(名古屋市中区)とインドにおけるダイヤモンドワイヤ製造装置の販売代理店契約を締結したことを発表、これを材料視する形で買いが入った。株価は今月に入り急動意をみせており、上下にボラティリティの高い値動きとなっているが、足もとでは調整一巡感から投資資金が再攻勢に転じている。