シルバエッグの急騰続く、AI関連人気に乗り一時26%高
シルバーエッグ・テクノロジー<3961>が続急騰。前日まで2営業日連続でストップ高に買われる人気となっていたが、きょうも目先筋の売り圧力を吸収し、一時26%高の1377円まで駆け上がる鮮烈な上げ足をみせている。株価は昨年来700~800円のゾーンで長期にわたるもみ合いを続けており、売り物がこなれていたこともあり一気に上放れる形となっている。同社はWebマーケティング支援ビジネスを展開しており、人工知能(AI)を活用してサイト上で利用者の興味を誘う商品を表示する。市場関係者は「今のところ目立った買い材料は見当たらないが、米国ではAI関連株が短期で数倍化するようなケースがみられ、東京市場でもAI関連で時価総額の小さい銘柄に投機資金が集結する傾向が強い。同社の場合は時価総額が50億円未満と小さく、株式需給面でも仕掛けやすい条件が揃っていたのではないか」(中堅証券ストラテジスト)としている。