ラウズCEA委員長 脅威はあらゆる方向にある
米大統領経済諮問委員会(CEA)のラウズ委員長がブルームバーグのインタビューに答え、「米経済は強靱(きょうじん)な方だが、脅威はあらゆる方向にある」と述べた。米金融当局が今後数カ月に「不安定な状況」に見舞われる見通しだという。
「インフレは対処され、いずれは下がるだろう。問題はソフトランディングかハードランディングかだ。米国の景気や労働市場の強靱性を踏まえれば、望みはある」と発言。
「現在目にしている銀行システムの脆弱さは、恐らくその道を狭くするだろう。債務上限の引き上げ拒否も同様だ」と続けた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美