NY為替:米利上げ停止時期は近いとの思惑でドルは伸び悩む
31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円31銭まで上昇後、132円62銭まで反落し、132円83銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているコアPCE価格指数の2月分が予想外に伸びが鈍化したほか、3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値も予想以上に速報値から下方修正されたため、利上げ停止は近いとの見方が強まり、金利低下に伴うドル売りが観測された。
ユーロ・ドルは、1.0901ドルまで強含んだのち、1.0837ドルまで反落し、1.0841ドルで引けた。ロンドンフィキシングにかけ月末のドル買いが強まり、ユーロは反落した。ユーロ・円は145円00銭から143円89銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2397ドルから1.2325ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9172フランから0.9116フランまで下落した。
《MK》