テスラが反発 中国での3月の販売台数が19%増加=米国株個別
テスラ<TSLA>が反発。中国での3月の販売台数が19%増加したことが好感されている。前日に高まっていた、「値下げが販売促進にあまり寄与していない」との懸念を払拭している。中国乗用車協会がこの日発表した暫定データでは、上海のテスラ工場からの3月の総出荷台数は8万8869台となり、2月の7万4402台から増加した。
今回の数字は中国市場における電気自動車(EV)の需要について、やや肯定的なイメージを描いた。同社は年初にEVの価格を14%も引き下げたことで、他の自動車メーカーから値下げや購入者優遇措置が相次ぐきっかけとなった。
(NY時間09:39)
テスラ<TSLA> 196.86(+2.09 +1.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美