4月4日のNY為替概況
4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円00銭から131円52銭まで下落し、引けた。
2月JOLT求人件数が予想外に1000万件を割り込み、21年5月来で最低となったほか、米2月製造業受注も予想を下回り追加利上げ観測が後退。金利が低下しドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.0887ドルへ下落後、1.0973ドルまで上昇し、引けた。
ユーロ・円は145円00銭から143円96銭まで下落した。
ポンド・ドルは、1.2466ドルから1.2525ドルまで上昇。英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が「根強いインフレはより高い金利を正当化する」と追加利上げを示唆しポンド買いが優勢となった。
ドル・スイスは、0.91410フランから0.9055フランまで下落した。
【経済指標】
・米・2月耐久財受注改定値:前月比-1.0%(予想:-1.0%、速報値:-1.0%)・米・2月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比-0.1%(速報値:0.0%)・米・2月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比-0.1%(速報値:0.0%)・米・2月JOLT求人件数:993.1万件(予想:1050.0万件、1月:1056.3万件←1082.4万件)・米・2月製造業受注:前月比-0.7%(予想:-0.5%、1月:-2.1%←-1.6%)
《KY》