株価指数先物【昼のコメント】 TOPIX型の弱い動きを受けて、NT倍率は14倍台を回復

市況
2023年4月5日 12時07分

日経225先物は11時30分時点、前日比340円安の2万7920円(-1.20%)前後で推移。寄り付きは2万8110円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8090円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後に付けた2万8140円を高値に調整を強め、中盤には節目の2万8000円を下回った。さらに、終盤にかけてショートが勢いを増して2万7900円まで売られた後は、2万7900円~2万7940円処での保ち合いを継続。

日経225先物は売り先行となるなか、2万8000円近辺での攻防が見られたが、これを割り込んだことにより、短期的なショートの動きが強まった。指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]は売り先行で始まったものの、その後はプラスに転じ、日経平均株価を下支えする格好となった。ただし、東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が9割を占めており、TOPIX型の売りが断続的に入っている。

日経225先物はボリンジャーバンドの+1σを下回ってきたが、週足の+1σは2万7830円辺りに位置しているため、押し目狙いのスタンスは継続。なお、NT倍率は先物中心限月で14.01倍に上昇した。25日移動平均線を支持線としたリバウンドとなるなか、TOPIX型の弱い動きを受けて、NTロングによるスプレッド狙いに向かわせそうだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.