明日の為替相場見通し=ADP雇用統計などの結果を注視
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、重要経済指標の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=131円00~132円20銭。
今晩は、重要経済指標である米3月ADP雇用統計と同ISM非製造業景況指数の結果が注目されそうだ。足もとで発表された米3月ISM製造業景況指数や米2月雇用動態調査(JOLTS)が市場予想を下回り、米国には景気後退懸念が強まっている。米ADP雇用統計とISM非製造業景況指は、7日の米雇用統計の前哨戦とも受け止められるものだが、両統計が弱めの結果となった場合、米長期金利低下からドル安・円高が進むことになりそうだ。