外為サマリー:一時130円70銭台に軟化したあとは下げ渋る

通貨
2023年4月6日 10時18分

6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=131円16銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭強のドル安・円高となっている。

5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=131円32銭前後と前日に比べて40銭弱のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された米3月ADP雇用統計や米3月ISM非製造業景況感指数が低調な内容だったことを受け、一時130円64銭まで軟化した。

米景気の減速懸念からドル売り圧力が強く、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。前日に米長期金利が一時3.26%と昨年9月中旬以来の水準に低下したことで日米金利差の縮小が意識されやすいこともあり、午前9時20分ごろには130円78銭をつける場面があった。ただ、あす発表の米3月雇用統計を控えて一方向には持ち高を傾けにくく、ドルは売り一巡後に下げ渋る動きとなっている。一方、投資家のリスク回避姿勢が強まるなか、リスク選好時に買われやすいユーロに売りが出ている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0894ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円84銭前後と同1円00銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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