東京株式(前引け)=40円高、買い一巡後は様子見姿勢強まる
7日前引けの日経平均株価は前日比40円18銭高の2万7512円81銭。前場のプライム市場の売買高概算は3億9031万株、売買代金は9850億円。値上がり銘柄数は1234、値下がり銘柄数は510、変わらずは91銘柄だった。
日経平均株価は底堅く推移。前日の米株式市場は、NYダウは横ばい圏だったが、ハイテク株などが堅調でナスダック指数は4日ぶりに反発した。こうしたなか、日経平均株価は値を上げてスタートし、一時100円を超す上昇となった。前日までの2日間で800円超の下落となっており、値頃感からの買いも流入した。ただ、今晩は米3月雇用統計が発表されるほか、米国市場はグッドフライデーで休場となることもあり、買い一巡後は様子見姿勢が強まっている。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>やキーエンス<6861>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>がしっかり。日本郵船<9101>や日本製鉄<5401>が値を上げた。半面、今期業績の減速が警戒されセブン&アイ・ホールディングス<3382>が下落したほか、任天堂<7974>やファーストリテイリング<9983>が値を下げた。