本日注目すべき【好決算】銘柄 ワキタ、ドトル日レス、エクスM (7日大引け後 発表分)

注目
2023年4月10日 7時01分

4月7日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ワキタ <8125> [東証P]  ★今期経常は11%増益、増配と自社株買いも発表

◆23年2月期の連結経常利益は前の期比3.9%増の58.8億円で着地。続く24年2月期も前期比11.4%増の65.5億円に伸びる見通しとなった。今期は主力の建機事業の収益が新規投入したレンタル資産機の稼働率向上などによって改善する。

併せて、前期の年間配当を35円→38円(前の期は33円)に増額し、今期も前期比5円増の43円に増配する方針とした。また、発行済み株式数の4.18%にあたる210万株または25億円を上限に自社株買いを実施すると発表した。

ドトル日レス <3087> [東証P]  ★前期経常を39%上方修正

◆23年2月期の連結経常損益を従来予想の25億円の黒字→34.6億円の黒字(前の期は14.7億円の赤字)に38.6%上方修正した。新型コロナウイルス感染症の業績に与える影響が徐々になくなり、売上高が計画を上回ったことが寄与。コスト削減の進展に加え、為替のマイナス影響が想定より軽微だったことも上振れの要因となった。

エクスM <4394> [東証G]  ★12-2月期(1Q)経常は68%増益で着地

◆23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比68.4%増の6400万円に拡大して着地。製造業でソフトウェア開発の旺盛な需要が継続するなか、CASE領域など最新の技術課題や製造業DXを中心にコンサルティング業務の受注が伸びた。また、人材育成事業ではリスキリング需要の高まりを背景に「Eureka Box」の利用者が増加した。

上期計画の8900万円に対する進捗率は71.9%に達しており、業績上振れが期待される。

大和デ <8247> [東証S]  ★前期経常を69%上方修正

◆23年2月期の連結経常損益を従来予想の8000万円の黒字→1億3500万円の黒字(前の期は2億8300万円の赤字)に68.8%上方修正した。ホテル業でインバウンドや大型宴会需要の回復が遅れたことから営業利益は計画を下回ったものの、各種補助金の計上などによって経常利益は上振れした。

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