サンケンが続伸、EV用パワーモジュールの成長に期待
サンケン電気<6707>が続伸した。前週末7日の取引終了後、生産子会社である新潟サンケンの設立を決めたと発表した。電気自動車(EV)のトラクションモーター用パワーモジュールに関し、納入先である海外の自動車部品メーカーからの需要増加に応じるため、国内で生産体制を整備する。EV向け事業の成長を期待した買いが集まったようだ。
JSファンダリ(東京都港区)の新潟工場にある既存の半導体生産工場用建屋を賃借して活用する。子会社における量産は2024年後半に開始する予定。26年には年間300万個の生産体制を整える。将来的にはグループ全体で年間1000万個の生産を目指すとしている。