NY外為:ドル買い継続、銀行不安や景気減速懸念が後退、米2年債利回りは4%回復
アトランタ連銀は米国1-3月期の国内総生産(GDP)成長見通しを前回5日に示した+1.4%から+2.2%へ引き上げた。世銀も世界経済の本年の成長見通しを引上げ。加えて、連邦住宅貸付銀行(FHLB)が3月最終週に発行した債券が370億ドルと2週間前の3040億ドルから急減したと関係筋の話として報じられた。米銀巡る危機緩和の兆候が見られた。
米国債相場は軟調。2年債利回りは一時4%台を回復した。
ドル買いも継続。ドル・円は133円58銭、ユーロ・ドルは1.0855ドル、ポンド・ドルは1.2380ドルとそれぞれドルの高値圏を維持した。
《KY》