ライフコーポはマド開け大幅高、今期増配や中計を好感
ライフコーポレーション<8194>はマドを開けて大幅高。10日の取引終了後、前期決算とあわせて今期の堅調見通しと増配方針を発表したほか、中期経営計画の策定を明らかにしており、これらを好感した買いが入っている。
前23年2月期決算は売上高が7654億2600万円(前の期7683億3500万円)、純利益が133億2700万円(前の期比12.4%減)だった。水道光熱費の高騰など各費用の増加が利益を押し下げた。24年2月期は売上高8010億円(前期比4.6%増)、純利益135億円(同1.3%増)の見通し。配当は前期比10円増の80円を見込む。
同時に発表した「第7次中期経営計画」(2023~26年度)では、中計期間の更に先の2030年度に売上高1兆円、純利益220億円を目指す目標を掲げた。また、株主還元について配当性向30%を目安とし、株主資本配当率(DOE)3%水準で安定的な配当を継続する方針を示した。