クリエイトSが続伸、第3四半期は増収増益で着地
クリエイトSDホールディングス<3148>が続伸している。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年6月~23年2月)連結決算が、売上高2823億6500万円(前年同期比8.3%増)、営業利益140億2100万円(同5.9%増)、純利益97億3400万円(同5.5%増)と増収増益となったことが好感されている。
ドラッグストア事業において、新型コロナウイルスの感染拡大による需要増に加えて、物価上昇が続くなか生活必需品をはじめとしたEDLP施策が奏功。また、スーパーマーケット事業で、既存の食品スーパー1店舗を複合業態における生鮮食品専門店へ改装転換したことに加え、ドラッグストア複合の生鮮食品専門店を1店舗新規出店したことも寄与した。
なお、23年5月期通期業績予想は、売上高3768億円(前期比7.4%増)、営業利益189億5000万円(同4.3%増)、純利益127億円(同0.8%増)の従来見通しを据え置いている。