ティルレイが決算受け下落 ヘキソ社の買収には前向きな見方=米国株個別
医療用大麻のティルレイ・ブランズ<TLRY>が下落。前日引け後に12-2月期決算(第3四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以上に膨らんだほか、売上高が予想を下回った。EBITDAも予想を下回り、フリーキャッシュフロー(FCF)も予想外の赤字となっている。
同社はまた、ヘキソ社の買収を発表。これについては、アナリストからも前向きなコメントが寄せられている。「両社は昨年、栽培、生産、パッケージングに関する協力体制を確立していることから、今回の買収は投資家にとって驚きではない。市場シェアの拡大も期待できる。同社の状況は依然厳しい中、今回の統合は助けになるはずだ」といった指摘が出ている。
(12-2月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-1.90ドル(予想:-0.05ドル)
・売上高:1.46億ドル(予想:1.50億ドル)
カンナビス:4750万ドル(予想:5380万ドル)
ディストリビューション:6540万ドル(予想:6050万ドル)
飲料用アルコール:2060万ドル(予想:2110万ドル)
ウェルネス:1200万ドル(予想:1470万ドル)
・EBITDA(調整後):1400万ドル(予想:1660万ドル)
・FCF:-1950万ドル(予想:+3140万ドル)
(NY時間09:35)
ティルレイ<TLRY> 2.54(-0.20 -7.30%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美