ローツェは水準切り下げる、今期減収減益見通しを嫌気
ローツェ<6323>はウリ気配スタートで水準を切り下げている。11日の取引終了後に24年2月期業績予想を発表し、売上高を前期比6.9%減の880億2600万円、営業利益を同18.2%減の216億1900万円とした。前期から一転減収減益の見通しとなっており、これを嫌気した売りが出ている。
配当予想は前期比据え置きの135円を見込む。同時に発表した23年2月期決算は、売上高が前の期比41.1%増の945億1800万円、営業利益が同67.1%増の264億1800万円だった。IoTや5G、自動車のEV化・自動運転化などに伴う需要拡大を背景に、半導体関連装置の受注が好調だった。