FFRI、人件費・採用費減や持ち分法収益が寄与し今期上方修正
FFRIセキュリティ<3692>はこの日の取引終了後、23年3月期業績予想の上方修正を発表し、純利益を3700万円から1億8100万円(前の期比50.8%増)へ増額した。
売上高も19億2000万円から19億5200万円(同9.7%増)へ引き上げた。セキュリティーエンジニアの採用が高コストになると予想していたものの、コンピューター工学の基礎力が高い人材を中心に採用を進めたことで人件費や採用費が想定より減少したことが業績を押し上げる。また、持ち分法適用会社エヌ・エフ・ラボラトリーズの営業外収益が予想を上回る見通しにあることも寄与する。