ユーロドルは買いが加速し、1.10ドルちょうどを付ける=NY為替

市況
2023年4月13日 0時59分

きょうのNY為替市場は、米消費者物価指数(CPI)の発表を受けてドル売りが強まる中、ユーロドルは買いが加速し、心理的節目の1.10ドルちょうどを付ける場面が見られた。ただ、1.10ドル付近では利益確定売りやオプション絡みの売りも多数観測されており、現在は1.09ドル台後半での推移となっている。目先は2月に付けた年初来高値の1.1035ドル付近が意識される。

きょうはホルツマン・オーストリア中銀総裁の発言が伝わっていたが、「5月に0.50%ポイントの利上げが必要になる」との見解を示していた。同総裁はECB理事の中でもタカ派色が強い総裁として知られている。

短期金融市場ではいまのところ、0.25%ポイントの利上げは十分に織り込んでいるものの、0.50%ポイントに関しては懐疑的な見方をしている状況。5月に0.25%、6月に0.25%ポイントがメインシナリオとなっている。

EUR/USD 1.0985 EUR/JPY 146.37 EUR/GBP 0.8811

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.