トレファクがカイ気配スタート、今期増益計画と中期計画の上方修正を材料視
トレジャー・ファクトリー<3093>がカイ気配スタート。12日の取引終了後、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比11.9%増の315億6000万円、最終利益は同9.2%増の18億6800万円を見込む。加えて、中期経営計画の目標値の上方修正も発表しており、好感されたようだ。
今期はグループでの新規出店の目標数として25~30店を掲げる。中期経営計画では25年2月期の業績目標について、売上高をこれまでの315億円から354億円に、最終利益を15億9000万円から21億5000万円に引き上げた。更に、新たに26年2月期の目標値を示し、売上高を393億円、最終利益を24億3000万円に伸ばす方針を掲げた。
24年2月期の年間配当は21円を予定。同社は3月1日付で1対2の株式分割を行っている。株式分割前となる前期の年間配当は37円だった。同時に、取得総数20万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.86%)、取得総額2億円を上限とした自社株買いも実施する。取得期間は4月13日から20日まで。東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)により買付けを行う。