ケイブに物色人気集中、12~2月期黒字化受けカイ気配で水準切り上げる展開に
ケイブ<3760>が大量の買い注文を集め、気配値のまま株価水準を切り上げている。同社はオンラインゲームの運営を主力に手掛けるが、業績は営業赤字が続いてる。12日取引終了後に発表した23年5月期第3四半期(22年6月~23年2月)決算は売上高が前年同期比3倍の35億8600万円と大きく伸びたものの、営業損益は6億800万円の赤字だった。ただ、12~2月期でみると営業損益は9億300万円の黒字と赤字から大きく脱却しており、これを評価する買いを呼び込んでいる。また、延期していた「東方 Project」のIP許諾を受けた新規ゲームのリリース時期を今年の11月22日とすることを発表、これも株価を強く刺激する格好となった。