ポプラがS高、今期最終増益の見通しと新中期計画を材料視
ポプラ<7601>が後場に急伸し年初来高値を更新。ストップ高の水準となる前日比50円高の196円をつけ、その後同水準でカイ気配となった。この日、23年2月期の連結決算発表にあわせ、24年2月期の業績予想を開示した。営業利益は前期比3.9倍の2億1700万円、最終利益は同2.5倍の2億6700万円を見込む。業績回復を期待した買いが入ったようだ。
営業総収入は同7.3%減の121億1000万円を見込む。加えて、26年2月期までの新たな中期事業計画を策定したと発表。最終年度の全店売上高を365億3000万円、営業利益を3億2400万円とする目標を掲げる。同社は23年2月期末時点で債務超過の状況となっているが、収益改善策を進め早期の債務超過解消を目指す姿勢も示している。