14日の株式相場見通し=6日続伸の展開か、NY高やファストリの上方修正を好感
14日の東京株式市場は、6日続伸の展開か。前日の米国株市場ではNYダウが反発したほか、ナスダック指数も上昇した。米卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%下落と横ばいの予想を下回った。また、新規失業保険申請件数も増加し、労働需給が緩和しているとの見方が浮上した。これを受け、米金融政策では利上げの早期停止観測が強まった。更に、東京市場では前日の取引終了後にファーストリテイリング<9983>が23年8月期業績予想の上方修正を発表しており日経平均株価の上昇に寄与しそうだ。
13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比383ドル19セント高の3万4029ドル69セントと反発。ナスダック総合株価指数は同236.935ポイント高の1万2166.272だった。
日程面では、名証メイン市場に日本システムバンク<5530>が新規上場する。今晩は米3月小売売上高が発表されるほか、JPモルガン・チェース<JPM>やシティグループ<C>などの決算が公表される。