米大手銀調査、大半が中銀は2%目標を上回るインフレ容認との見方

市況
2023年4月18日 2時38分

米大手銀の調査によると、中央銀行は2%の目標を上回るインフレを受け入れると債券投資家の大半がみていることが明らかになった。4月の同調査では、リセッション(景気後退)を回避できるなら、当局は2-3%のインフレを受け入れるだろうとの回答が全体の3分の2近くに上った。3月調査では42%だった。3-4%のインフレ容認も全体の20%近くを占めた。中銀はいかなる代償を払っても2%のインフレを追求するとの回答比率は19%と、3月調査の約半分にとどまった。

銀行の混乱を受けて、債券投資家が相場見通しを再考していることを今回の調査結果は示唆しているとしている。投資家はインフレが根強く続く可能性だけでなく、中銀が高めのインフレを今後受け入れざるを得なくなるかもしれないと懸念しているという。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.