デサントは大幅反発、国内大手証券が投資評価「1」で新規にカバレッジ開始
デサント<8114>は大幅反発している。SMBC日興証券が17日付で、新規に投資評価「1」、目標株価5200円でカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。
同証券では、16年から伊藤忠商事<8001>、中国アンタ社と始めた中国でのデサントブランドの打ち出しが奏功し、中国事業が急成長している点を評価。中国は現地企業が強く外資企業が苦戦するエリアだったが、中国の大手スポーツメーカーであるアンタと共に現地向け商品開発や店舗展開を進めることで強い成長曲線を描いているという。また、2000年代に屋台骨だった韓国事業が不買運動などで近年苦戦したが、不採算店舗の削減で収益性の改善に努めており、韓国事業の底打ちは近いとみている。