NY外為:ドルの反応鈍い、アトランタ連銀総裁はあと1回の利上げ後当面据え置き支持

通貨
2023年4月19日 0時37分

NY外為市場ではドル売りが一段落した。アトランタ連銀のボスティック総裁はCNBCとのインタビューで、インフレが高過ぎるとの見方を繰り返した。「まだやるべきことがある」とし、あと1回の利上げ後、政策金利を据え置く計画を支持する姿勢を示した。また、自分の基本的見通しに景気後退はないと言及。さらに、金融状況に関しては、差し迫った金融ひっ迫の状況は抑制された模様だ、とした。同時に、信用状況のひっ迫で、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げの必要性が軽減する可能性も指摘。

同総裁は本年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を持たない。同じく投票権を持たずタカ派として知られるブラード・セントルイス連銀総裁はあと50BPの利上げが必要との見解をインタビューで明らかにした。

FRBの利上げ計画はすでに想定済みで、ドルの反応は鈍い。ドル・円は133円85-00銭で上値が重い。ユーロ・ドルは1.0960-65ドルで伸び悩んだ。ポンド・ドルは1.2450ドルの高値から1.2427ドルへじり安推移。

《KY》

提供:フィスコ

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