ロッキードが決算受け上昇 アナリストからも前向きな評価=米国株個別

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2023年4月19日 3時32分

ロッキード・マーチン<LMT>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期ガイダンスも公表し、これまでのガイダンスを維持し、1株利益の見通しは予想を上回った。

アナリストは「投資家は、同社が今年通期のガイダンスを上回る軌道に乗ったという感覚を持って第1四半期から抜け出るだろう。経営陣の慎重なコメントから見ても、今回の数字は良いと考えられる」と述べた。

また、別のアナリストからは「第1四半期の業績改善は防衛分野のシナリオを変えるには不十分かもしれない。しかし、防衛分野に対する期待値の低下に対し、前向きな姿勢を示していた。今年のガイダンス変更はもともと予想していなかったが、今回の結果は通期見通しに対する確信に繋がるはずだ」とのコメントも出ていた。

(1-3月・第1四半期)

・1株利益(調整後):6.43ドル(予想:6.08ドル)

・売上高:151.3億ドル(予想:150.4億ドル)

ミサイル・火器管制:23.9億ドル(予想:25.0億ドル)

航空・戦闘機:62.7億ドル(予想:63.0億ドル)

ロータリーおよびミッション:35.1億ドル(予想:35.6億ドル)

宇宙:29.6億ドル(予想:26.1億ドル)

・受注残:1451億ドル

・FCF:12.7億ドル(予想:12.0億ドル)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):26.60~26.90ドルを維持(予想:26.89ドル)

・売上高:650~660億ドルを維持(予想:657.3億ドル)

・FCF:62億ドル以上(予想:62.5億ドル)

(NY時間14:22)

ロッキード・マーチン<LMT> 503.24(+13.60 +2.78%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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