サンウェルズは3日続伸、関西医科大及び京都大関連病院医師と連携し「PDハウス」での臨床研究を開始
サンウェルズ<9229>が3日続伸している。この日の午前中、関西医科大学及び京都大学関連病院医師と連携して、同社が運営するパーキンソン病専門ホーム「PDハウス」での臨床研究を開始したと発表しており、好材料視されている。
臨床研究では、「関西医科大学神経難病医学講座」を設置。同講座教授の高橋牧郎医師が責任者となり、関西地区における「PDハウス」との診療、教育、研究における連携や、臨床研究より得られる知見の論文・学会発表を予定しており、医療、介護、看護の多職種介入による神経変性疾患の予後に与える影響を検討し施設援助を拡充するという。また、多職種介入による効果の評価やウェアラブルデバイスを用いた症状モニタリング、臨床試験の促進によって質の高いデータ解析性が可能になり、ここから得られた知見に基づいて、介護施設及び住居のハード・ソフト面でのイノベーションや、PDケアに特化した医療従事者の人材の育成も期待できるとしている。