T&Sの上げ足鮮烈、最先端半導体工場システムで高実績有し画像認識AI分野でも実力
ティアンドエス<4055>の上げ足が鮮烈、前日に続ききょうも一時8.5%を超える大幅高で2191円まで買われ、年初来高値2247円の更新を視野に捉えている。半導体工場向けのシステム開発及び運用・保守などを手掛け、RPAを活用した業務効率化などで高実績を有する。最先端半導体工場向けでも実力を発揮し、主要顧客のキオクシアだけでなく、日の丸半導体新会社のラピダス向け案件獲得でも今後に期待が高まる。機械学習アルゴリズムを駆使して高精度の画像認識機能開発を支援するなどAI領域でも活躍舞台を広げており、今週18日には、画像認識AIアルゴリズムが国内大手精密機器メーカー製の外観検査装置に採用されたことを発表している。株価は週初にマドを開けて売られたが、下値では大口の買いが入り売り物を吸収、その後は一気にリバウンドに転じている。