株価指数先物【昼のコメント】 権利行使価格の2万8625円水準がサポートとして意識されてくる

市況
2023年4月24日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比90円高の2万8650円(+0.31%)前後で推移。寄り付きは2万8630円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8675円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。現物の取引開始直後には2万8560円と、日中比変わらず水準まで軟化する場面も見られたが、下へのバイアスは強まらず、中盤にかけて2万8680円まで買われた。買い一巡後は2万8630円~2万8670円辺りで保ち合いを継続。

日経225先物は、引き続き2万8500円処に接近する局面では、押し目買い意欲の強さがうかがえた。ただし、東京エレクトロン <8035> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が弱い値動きで推移するなか、積極的なロングは入りづらい。一方でショートを仕掛けてくる動きも限られ、こう着ながら底堅い値動きが続きそうだ。下値はオプション権利行使価格の2万8500円から2万8625円に切り上がりつつあり、ショートカバーは入りやすいと考えられる。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.02倍に低下した。値がさハイテク株の弱い値動きにより、ややTOPIX型優位となっている。しかし、ソフトバンクグループ <9984> [東証P]、ファーストリテイリング <9983> [東証P]がプラス圏で推移するなか、NTでのスプレッド狙いも手掛けづらそうだ。

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