ダウ先物は小幅安 今週の大手IT・ハイテク決算を控え様子見=米国株
米株価指数先物(6月限)(NY時間08:39)
ダウ先物 33904(-46.00 -0.14%)
S&P500 4151.75(-5.00 -0.12%)
ナスダック100先物 13077.50(-13.00 -0.10%)
米株価指数先物市場でダウ先物は小幅安で推移している。今週は大手のIT・ハイテク株の決算を控える中、米株式市場は様子見の雰囲気を強めている。今週はアルファベット<GOOG>やマイクロソフト<MSFT>、アマゾン<AMZN>、メタ<META>の決算が発表予定。
決算シーズンが本格化する中、先週末までに決算を発表したS&P500企業のうち、約76%が予想を上回る純利益を計上した。しかし、第1四半期の利益は全体で5.2%の減益が見込まれている。
市場からは今回のIT・ハイテク企業の決算について、「多くは昨年が最悪だったことを認識させる機会として捉えている。そのため、ポジティブ・サプライズが数多くで出ても驚かないだろう」といった声も出ている。
FRBについては、来週のFOMCでの0.25%ポイントの利上げをほぼ確実視しているものの、一部で出ている6月利上げについては、まだ未知数といったところ。先週の土曜日から、FOMC委員がFOMCが終了するまで発言を控えるブラックアウト期間に入っており、手掛かり材料は経済指標のみになるが、今週は第1四半期のGDP速報や、週末にはPCEデフレータの発表がある。
「率直に言ってデータはまちまちであると予想。そして、それは不確実性と継続的なボラティリティを引き起こし続けるだろうと考えている」といった指摘も出ている。
(NY時間08:49) 時間外
アップル<AAPL> 164.57(-0.45 -0.27%)
マイクロソフト<MSFT> 284.01(-1.75 -0.61%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 107.82(+0.86 +0.80%)
アルファベット<GOOG> 106.24(+0.33 +0.31%)
テスラ<TSLA> 164.11(-0.97 -0.59%)
メタ・プラットフォームズ<META> 213.72(+0.83 +0.39%)
AMD<AMD> 88.36(-0.07 -0.08%)
エヌビディア<NVDA> 270.80(-0.39 -0.14%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美