シマノ、市場在庫が高水準で23年12月期見通し下方修正
シマノ<7309>はこの日の取引終了後、23年12月期業績予想の下方修正を発表。売上高を5000億円から4600億円(前期比26.9%減)へ、営業利益を1050億円から830億円(同50.9%減)へ引き下げた。
第1四半期の市場在庫が高い水準にあり、需給調整に伴い注文の見直しが進んでいる現時点の動向を踏まえ通期予想を見直した。同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高が1260億7100万円(前年同期比12.5%減)、営業利益が280億900万円(同26.4%減)だった。
あわせて、自己株式の取得枠設定を発表した。取得上限は70万株(自己株式を除く発行済み株数の0.77%)、または175億円。期間は4月26日から来年3月31日まで。更に、5月2日付で70万100株(発行済み株数の0.77%)の自社株を消却することも明らかにした。