木徳神糧が急伸、23年12月期営業利益及び配当予想を上方修正
木徳神糧<2700>が急伸し年初来高値を更新している。25日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を10億円から15億8000万円(前期比20.1%増)へ、純利益を7億円から11億円(同6.0%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各25円の年50円から中間・期末各30円の年60円へ引き上げたことが好感されている。
売上高は1120億円(同7.0%増)の従来見通しを据え置いたものの、需要に対応した仕入れの徹底や仕入れルートの複線化など、業態ごとの仕入れ戦略が奏功し原料調達や提案営業で優位性を実現したことが寄与する。また、物流など流通コストが上昇しているなかで、構造改革の推進によるコスト全般の見直しを徹底したことも貢献する。