イーソルが急反発、RISC-V向けエッジコンピューティングのための包括的なソフト開発環境の実現に成功
イーソル<4420>が急反発し年初来高値を更新している。27日の取引終了後、世界初となる次世代プロセッサIP「RISC-V(リスクファイブ)」向けエッジコンピューティングのための包括的なソフト開発環境の実現に成功したと発表しており、好材料視されている。
今回のソフト開発環境の実現は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が取り組む「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」の一環として取り組まれたもので、イーソルのほか、エヌエスアイテクス(東京都港区)、京都マイクロコンピュータ(京都市西京区)、OTSL(名古屋市東区)と共同で開発。これにより、人工知能(AI)をエッジシステムのRISC-Vアーキテクチャーで利用する際に必要となる高速かつ高効率・低消費電力な高性能RTE(ランタイム環境)と開発ツールで構成されるRISC-V開発環境エコシステムの実現が可能になり、国内でのRISC-Vアーキテクチャーの更なる利用拡大が期待できるとしている。