クラウドフレアが大幅安 通期の売上高見通しを大幅に下方修正=米国株個別

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2023年4月28日 23時01分

クラウドプラットフォーム開発のクラウドフレア<NET>が大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益は予想を上回った一方、売上高は予想範囲内となった。ただ、市場はガイダンスを嫌気している模様。通期の1株利益の見通しは大幅に上方修正されたものの、売上高見通しを大幅に下方修正した。

今回の決算を受けてアナリストは、SVBの破綻とその後の銀行危機の余波で同社の販売サイクルが大幅に長くなった。そのため、売上高のガイダンスの下方修正を余儀なくされたと指摘している。「現在の信用サイクルは経営陣の予想以上に長期化し、販売網の再構築には時間がかかると考えられる。今後1年間は成長が圧迫される可能性がある」と述べた。

(1-3月・第1四半期)

・1株利益(調整後):0.08ドル(予想:0.03ドル)

・売上高:2.90億ドル(予想:2.91億ドル)

・粗利益率(調整後):77.8%(予想:77.7%)

(4-6月・第2四半期見通し)

・1株利益(調整後):0.07~0.08ドル(予想:0.03ドル)

・売上高:3.05~3.06億ドル(予想:3.20億ドル)

(通期見通し)

・1株利益(調整後):0.34~0.35ドル(従来:0.15~0.16ドル)(予想:0.16ドル)

・売上高:12.8億ドル(従来:13.3~13.4億ドル)(予想:13.4億ドル)

(NY時間09:47)

クラウドフレア<NET> 44.29(-15.29 -25.66%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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