【市場反応】米4月ミシガン大長期期待インフレ率上昇、4月シカゴPMIも予想上振れ利上げ観測強まる
米4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は63.5と、速報値に一致し3月の62から上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注視している同指数の1年期待インフレ率確報値は4.6%と速報値からは修正なし。昨年11月来で最高となった。5-10年期待インフレ率確報値は3.0%と、速報値2.9%から上方修正されやはり昨年11月来で最高となり、FRBの利上げ継続を正当化する結果となった。
事前に発表された米4月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は48.6と、3月43.8から悪化予想に反し改善し昨年8月来で最高となった。ドル買いも継続し、ドル・円は136円35-40銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1000-05ドルで推移した。
【経済指標】・米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:63.5(予想:63.5、速報値:63.5)・米・4月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:4.6%(速報値:4.6%)・米・4月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.0%(速報値:2.9%)・米・4月シカゴ購買部協会景気指数:48.6(予想:43.6、3月:43.8)
《KY》