NY外為:ドル下落に転じる、米金利低下、FRBは銀行規制の基準強化を模索、SVB破綻受け
NY外為市場でドルは金利低下に連れ下落に転じた。10年債利回りは3.43%まで低下した。ドル・円は日米金利差拡大観測を受け136円56銭まで上昇後、136円04銭へじり安。ドル。ユーロ・ドルは1.0963ドルまで下落後、1.1045ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2580ドルまで上昇し昨年6月来の高値を更新した。
米連邦準備制度理事会(FRB)はシリコンバレー銀(SVB)の破綻に関する報告書を発表。その中で、同銀が基本的な金利、流動性リスク管理に失敗したとすると同時に、当局によるSVBに対する監督が過度に慎重過ぎたとの見解を示した。バーFRB副議長は、FRBの監督や規制強化が必要と主張した。
《KY》