株価指数先物【昼のコメント】 ボリンジャーの+2σ水準を回復、権利行使価格の2万9250円処を意識へ

市況
2023年5月1日 12時13分

日経225先物は11時30分時点、前日比200円高の2万9070円(+0.69%)前後で推移。寄り付きは2万9030円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万9065円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。その後に付けた2万9010円を安値に買い優勢となり、中盤には一時2万9150円まで上げ幅を広げた。終盤にかけてこう着感が強まり、2万9050円~2万9100円処で保ち合いを継続。

日経225先物は2万9150円まで買われ、ボリンジャーバンドの+2σ(2万9130円処)を上回る場面も見られるなか、目先的な達成感もあって強弱感が対立しやすいだろう。ただし、2万9000円を上回って推移しており、ショートカバーが断続的に入っていると見られる。また、為替市場でドル円が1ドル=136円80銭台と円安に振れるなか、輸出関連などが買われており、ショートも仕掛けづらくさせよう。底堅さがみられる局面では、ボリンジャーバンドの+2σ突破から、オプション権利行使価格の2万9250円処が意識されそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.03倍だった。一時14.06倍まで上昇する場面も見られているが、25日移動平均線が位置する14.01倍を挟んだレンジ推移であるため、NTスプレッド狙いの動きは限られよう。

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