外為サマリー:136円90銭前後へ上昇、日米金利差拡大思惑でドル買い優勢
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=136円90銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円20銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=150円72銭前後と同1円30銭強のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、午前9時時点では136円40銭前後だったが、午後にかけドル高・円安が進行。正午過ぎには、3月10日以来となる136円90銭台に上昇した。先週末の日銀金融政策決定会合を経て、植田日銀総裁は当面、金融緩和政策を継続するとの見方が浮上。日米金利差の拡大観測からドル高・円安が進行している。2~3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されているが、今晩は米4月ISM製造業景況感指数が発表されることから、その結果も関心を集めている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1005ドル前後と同0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。