大塚商会がカイ気配スタート、DX需要旺盛で1~3月期営業2割増益
大塚商会<4768>はカイ気配スタートで一気に株価水準を切り上げ、連日の年初来高値更新。約1年4カ月ぶりとなる5000円台に駆け上がっている。システムインテグレーターの大手で企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を背景に業績は好調に推移している。足もとではパソコンやサーバーなどの出荷が伸びて収益に貢献している。同社が1日取引終了後に発表した23年12月期第1四半期(23年1~3月)決算は、営業利益が前年同期比22%増の168億7500万円と大幅な伸びを示した。これを材料視する買いが株価を押し上げる格好となっている。