イビデン大幅高、26年3月期営業利益1250億円の新中計発表
イビデン<4062>は大幅高。1日の取引終了後、前期決算と今期見通しの開示にあわせ、28年3月期を最終年度とする新中期経営計画を発表。業績の目標数値は26年3月期分まで設定しており、同期に売上高6200億円(今期予想比55%増)、営業利益1250億円(同2.4倍)を目指す方針を掲げた。将来の成長期待の高まりから買いが先行している。
23年3月期決算は売上高が前の期比4.1%増の4175億4900万円、営業利益が同2.2%増の723億6200万円だった。主力の電子事業でパソコン向け需要の減少があったものの、サーバー向け需要が堅調に推移した。24年3月期は売上高が前期比4.2%減の4000億円、営業利益が同28.1%減の520億円の見通し。配当予想は40円(前期は普通配40円、記念配10円)を見込む。