アクシアルが後場下げ幅拡大、今期最終6%減益の計画を嫌気
アクシアル リテイリング<8255>が後場に下げ幅を拡大した。この日、23年3月期の連結決算にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。最終利益は前期比5.6%減の60億円を計画しており、嫌気されたようだ。
売上高は前期比微増の2560億円となる見通し。物価上昇による節約志向の高まりが食品スーパー事業の販売動向に影響をもたらすと分析。賃上げによる人件費の増加や電気料など諸経費の大幅な増加を見込む。
一方、アクシアル発足から10周年を迎えることなどを考慮し、今期の年間配当は前期比5円増配の85円を計画する。23年3月期の連結決算は、売上高が前の期比3.5%増の2549億6600万円、最終利益は同10.2%減の63億5600万円だった。