アラムコが中国、仏などと100億ドルのガス事業協議
中国石油化工(シノペック)や仏トタル・エナジーズなど複数の企業が、サウジのジャフラ天然ガス開発への投資を巡り協議している。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
関係者によると、シノペックとトタルはこの計画についてサウジアラムコと個別に協議しているという。計画には採取したガスを液化天然ガス(LNG)として輸出するための施設の建設も含まれる可能性があるという。アラムコはこのプロジェクト向けに総額でおよそ100億ドルの調達を目指している。
サウジアラビア東部のジャフラ天然ガス開発は規模が総額1000億ドルを超え、サウジアラムコは中・下流部門プロジェクトの出資者獲得を目指している。