4月のISM非製造業景気指数は予想通りの結果
日本時間23時に発表になった4月調査分のISM非製造業景気指数は51.9と前回から若干上昇し、予想通りの結果となった。前回急低下していた新規受注が反転した。ただ、前回低下した仕入価格は2020年以来の低水準を維持している。
新規受注の上昇は緩やかではあるが需要増加が続いていることを示唆している。しかし、金利が上昇し、インフレがまだ高い中、経済が勢いを失っていることも示唆する内容ではある。
市場は特に大きな反応はなく、米株式市場でダウ平均は小幅高での推移となっており、ドル円は発表後に瞬間的に買いが入ったものの、135円台前半での推移が続いている。
ISM非製造業景気指数(4月)23:00
結果 51.9
予想 51.9 前回 51.2
事業活動 52.0(55.4)
新規受注 56.1(52.2)
雇用 50.8(51.3)
入荷水準 48.6(45.8)
仕入価格 59.6(59.5)
輸出 60.9(43.7)
輸入 51.3(43.6)
()は前回
NY株式3日(NY時間10:11)
ダウ平均 33750.55(+66.02 +0.20%)
ナスダック 12119.30(+38.79 +0.32%)
CME日経平均先物 28830(大証終比:-300 -1.04%)
USD/JPY 135.30 EUR/USD 1.1043 GBP/USD 1.2521
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美