グローバルスターが上昇 資金調達に関する重石が解消との指摘=米国株個別
衛星通信のグローバルスター<GSAT>が上昇。アナリストが投資判断を「中立」に引き上げた。ただ、目標株価は従来の1.75ドルから0.97ドルに引き下げている。同社の資金調達に関する重石が解消され、同社の地上波周波数の価値について、より適切な見解が反映されるようになったと指摘。
「投資家は、2025年の新型衛星打ち上げに向けた進捗状況と伴に、同社が地上波周波数の収益化を開始できるかどうかに注目すべきだ」と述べている。
今年の焦点は同社のプライベートネットワーク提供の規模拡大能力、地上波電波の追加認可、衛星IoT事業へのスケーリングがあるという。また、今後数年間、このセグメントがモバイル衛星サービス(MSS)事業の主要な成長ドライバーとなることを期待しているとも語った。
同社はアップル<AAPL>との契約により、アイフォーンに衛星接続を提供することで大きな利益を得ることになるという。
(NY時間10:53)
グローバルスター<GSAT> 0.92(+0.04 +5.09%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美