トリップアドバイザーが決算受け大幅安 ビアター事業のコスト増でEBITDAが予想下回る=米国株個別
オンライン旅行のトリップアドバイザー<TRIP>が大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想範囲内となった。一方、市場はEBITDAが予想を下回ったことを嫌気。同社のビアター事業が主な要因だとの分析も出ている。
アナリストは、「EBITDAの未達はビアター事業において想定を上回る費用が発生したためだ」と説明。「同事業の期待はずれの結果により、同セグメントのEBITDAは前年比で1000万ドル減少した」と述べている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.05ドル(予想:0.05ドル)
・売上高:3.71億ドル(予想:3.59億ドル)
・EBITDA(調整後):0.33億ドル(予想:0.40億ドル)
・FCF:1.19億ドル(予想:0.36億ドル)
(NY時間09:46)
トリップアドバイザー<TRIP> 15.34(-1.76 -10.29%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美