ブロックが決算受け時間外で株価上昇 EBITDAの見通しを上方修正=米国株個別
モバイル決済サービスのブロック<SQ>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、EBITDA、経常収益とも予想を上回った。また、総取扱額も予想を上回っている。また、通期のガイダンスでEBITDAの見通しを上方修正した。第1四半期のキャッシュ・アプリの利用急増を見通しに反映させた。キャッシュ・アプリはユーザーが友人間で送金したり、様々な金融商品にアクセスできるようにするアプリ。
同社のアフジャはCFOは声明で、「粗利益の伸びの勢いと営業コスト抑制の組み合わせが、今回の見通し引き上げに繋がった」と述べた。
時間外で株価は上昇。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.40ドル(予想:0.32ドル)
・経常収益:49.9億ドル(予想:45.1億ドル)
決済ベース:14.2億ドル(予想:14.3億ドル)
サブスク&サービスベース:13.7億ドル(予想:12.8億ドル)
ハードウエア:0.37億ドル(予想:0.41億ドル)
ビットコイン:21.6億ドル(予想:18.4億ドル)
キャッシュアプリ:32.7億ドル(予想:28.5億ドル)
・総取扱額:511.2億ドル(予想:508.9億ドル)
・EBITDA(調整後):3.68億ドル(予想:2.52億ドル)
(通期見通し)
・EBITDA(調整後):13.6億ドル(従来:13.0億ドル)(予想:13.6億ドル)
・営業損益:-1.1億ドル(従来:-1.5億ドル)
(NY時間17:02)時間外
ブロック<SQ> 62.50(+2.07 +3.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美