トゥルーパニオンが決算受け大幅安 獣医師の治療費値上げで損失拡大=米国株個別
ペット保険のトゥルーパニオン<TRUP>が大幅安。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、経常収益は予想を上回ったものの、1株損益の赤字が予想の2倍以上に拡大した。EBITDAの赤字も予想以上だった。獣医師が治療費を値上げしたことで損失が拡大した。
アナリストは「獣医師が治療費を相当程度引き上げことで、同社の利益は低迷した。普及率がまだ低いことから、ペット保険は魅力的と考えているが、足元の業績は厳しい」と述べている。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.60ドル(予想:-0.27ドル)
・経常収益:2.56億ドル(予想:2.53億ドル)
・EBITDA(調整後):-487万ドル(予想:-49万ドル)
(NY時間10:59)
トゥルーパニオン<TRUP> 27.78(-8.18 -22.74%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美