ジャムコが5日ぶりに反落、前期経常益の計画下振れ着地を嫌気
ジャムコ<7408>が5日ぶりに反落した。前営業日の2日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、経常損益の黒字額がこれまでの予想の18億6000万円から11億2000万円(前の期は35億1200万円の経常赤字)に下振れて着地したようだと発表し、嫌気されたようだ。
売上高は498億円から472億円(前の期比20.8%増)と、計画を下振れて着地したようだという。航空機向けの内装品やシートなどの製造関連事業において、一部プログラムの出荷が顧客の納期変更などにより次期に繰り延べられたことが響く。前期の最終損益は計画(21億6000万円の黒字)とほぼ横ばいの21億7000万円の黒字(前の期は40億8100万円の赤字)で着地した見込み。繰延税金資産の計上も発表している。